とあるきっかけから…あるセラピストへ

最初反対だったが、妻は自分自身の鬱病のためにカウンセリングに通うようになった。
妻は心が壊れる寸前だった。
通っても、子供が原因で起きているだけに、そこを解決できないと意味がなかったし、カウンセラーも話を聞くだけに終始したらしい。
とても頑張る性質だけに、張りつめた心がちぎれてしまったのだ。
抗うつ剤も服用していた。
妻が信頼していたカウンセラーのYさんにダメもとで、ひきこもりを解決してくれる人がいないか聞いたそうだ。
Yさんはカウンセラーだけあって、いかにひきこもりを脱却させるのが難しいか知っていた。
Yさんも色々と友人や同業者などに尋ねてくれたらしい。
ある時、 「友人のカウンセラーの人がいいセラピストを紹介してくれる」という。
私は今までの不登校とかひきこもりの専門家の人を知っているため、懐疑的だった。
だが、妻はその専門家の人が推薦するんだから、とまずはYさんの友人に会うことになった。
そして、心理脳内コンサルティング・プログラムや、不登校やひきこもりの克服プログラムをやっている岩波先生のことを教えてくれた。
妻が乗り気だった。
是非会いたいとI先生とコンタクトをとろうとしたが、同じ悩みで苦しんでいる人からひっぱりだこだったため、なかなか連絡を取るチャンスがなかった。
そこでYさんの友人が仲介してくれて、コンタクトがとれた。

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01.私の長男が登校拒否児に
02.塾・児童相談所・カウンセリングをやらせる
03.子育て、しつけの方針転換を強いられる
04.学校生活と社会生活からはじかれる
05.息子の甘えと私たちの甘さ
06.非社会生活とダメ人間になっていくことの怖さ
07.子供が生きる屍となっていく
08.妻が深刻なノイローゼ(うつ状態)に
09.ひきこもり・ニート・ダメ人間へ一直線
10.薬物療法によるだるさ・眠気・一日中寝ているように
11.ついに部屋から一歩も出なくなる。完全な引きこもり
12.「死ね!」「消えろ!」 家族全員がノイローゼへ
13.無理矢理ひきこもる部屋に突入ス
14.不登校・引きこもりが解決しないことへの脱力感
15.とあるきっかけから…あるセラピストへ
16.一筋の希望から大きな大きな希望へ
17.本物のセラピスト、そして人間的な包容力
18.不登校、ひきこもりにうれしい驚きとすごい効果
19.息子がやる気になる・岩波先生への感謝と感激
20.不登校脱出へただ一つ言えること

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