非社会生活とダメ人間になっていくことの怖さ
社会では無職者やニートが引き起こす事件が頻発していた。
引きこもりや不登校の人間の家庭内暴力、時には殺人事件まであった。
そのニュースを見るたびに、どうにか息子だけはなって欲しくないと、強く願っていた。

俺が息子だったら? とよく考えた。
不登校にならず、例え何か不具合があっても無理矢理卒業しただろう。
いまは時代背景が違うが、それでもつらいことに耐える忍耐力はいつでも必要だ。
息子は甘すぎる。
何度も甘いから、と叱ったが何にもならなかった。

しかし、どうやらそれがますます息子を追いつめていったようだ。
追いつめなければ追いつめないで、自分勝手し放題をする。
いったいどうすればいいんだ?
しつけには時には追い込むことも必要だが、過度にやると逆効果にもなる。
その暴発が様々な事件につながってしまうそうだ。
うちは外への暴発ではなく、家族へそのベクトルがいった。しかしいつ外にベクトルが向くかわからない。
どうにかしなければ・・・・・

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01.私の長男が登校拒否児に
02.塾・児童相談所・カウンセリングをやらせる
03.子育て、しつけの方針転換を強いられる
04.学校生活と社会生活からはじかれる
05.息子の甘えと私たちの甘さ
06.非社会生活とダメ人間になっていくことの怖さ
07.子供が生きる屍となっていく
08.妻が深刻なノイローゼ(うつ状態)に
09.ひきこもり・ニート・ダメ人間へ一直線
10.薬物療法によるだるさ・眠気・一日中寝ているように
11.ついに部屋から一歩も出なくなる。完全な引きこもり
12.「死ね!」「消えろ!」 家族全員がノイローゼへ
13.無理矢理ひきこもる部屋に突入ス
14.不登校・引きこもりが解決しないことへの脱力感
15.とあるきっかけから…あるセラピストへ
16.一筋の希望から大きな大きな希望へ
17.本物のセラピスト、そして人間的な包容力
18.不登校、ひきこもりにうれしい驚きとすごい効果
19.息子がやる気になる・岩波先生への感謝と感激
20.不登校脱出へただ一つ言えること

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